電気自動車は環境にいいのか？
(7) 充電式電気自動車を捨てよう
鉛蓄電池もニッケル-カドミウム電池も処理に手間のかかる有害物質を含む。某動物園の電気自動車の何台かは鉛蓄電池を使い、そのうち数台の能力は上り坂で自らをろくに上げられない程度である。仕事で使い物にならず、環境汚染の片棒を担ぐ電気自動車など、使わされる方もたまらない。
環境保護を正しく理解し、真の環境保護を某動物園のような環境教育機関で行わなければ本末転倒である。
便利なエコカーを作り、それでもなお無駄に使わない。この無駄に使わない、資源を無駄にしないという考え方が重要なのであり、便利なエコカーができたからといってたくさん使うようにするのでは意味がない。ものを大切にする精神こそが今は求められているのである。
某動物園ではじめに購入した低公害車を全て電気自動車に代えた、つまりそれまでの車は余剰ということで他の部署に分配した某市のやり方は果たして環境保護に役立っているのだろうか？
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